ガジェット好きの方であれば一度は目にしたことのあるであろう定番リュック、マザーハウスのアンティークスクエアバックパック。
店員さんにも褒められた、僕なりのキレイに使い続ける方法や手入れ方法を紹介します。
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定番の美しいスクエア型レザーバックパック
定番すぎて、商品自体の紹介はいまさら不要かもしれません。今回紹介するのは、マザーハウスの人気商品、アンティークスクエアバックパックです。
マザーハウスは「途上国から世界に通用するブランドをつくる」というタグラインをかかげる国産ブランド。2006年からスタートし、いまやそのデザインのスタイリッシュさや、社会貢献意識の高さなどから、知らない人はいない大人気ブランドとなっています。
そのなかでも特に人気な商品のひとつが、この「アンティークスクエアバックパック」です。
一番の特徴は、その名前の通りのスクエア形状。余計な装飾がほとんどなく、とてもミニマルな形状でありながらも、マザーハウスが得意とするレザーの高級な質感により、地味には感じさせない高級な風合いを醸し出している、素晴らしい逸品です。

そして、「アンティーク」と銘打たれている通り、随所にクラシカルなポイントがちりばめられています。
たとえばバックパックの裏地はオシャレなチェック柄であしらわれており、そこいらのリュックとは異なる上質な雰囲気を醸し出しています。

また、チャックをはじめとした金具類にはアンティークさを感じさせる錠前のような素材が使用されており、細かい所にもこだわりが見受けられるのがポイントです。

型崩れさせないためには?
しかし、そんな完璧ともいえるアンティークスクエアバックパックにも、唯一といえる弱点があります。それが、レザー素材であるが故の「型崩れ」です。
先述した通り、この商品の一番の特徴は、キレイなスクエア形状にあります。しかし、レザーという素材上、ある程度の期間ヘビーユースしていると、バックの顔である部分が次の写真のようにたゆんでしまうという弱点があるのです。

せっかくのキレイな形状、可能ならば型崩れさせずに使い続けたいものです。
ネット上で口コミを見ていると、やはりみなさん型崩れをかなり気にしているようで、「型崩れさせないように取っ手部分は使わない」という方の声も少なくありませんでした。しかし、それにも限界があるようです。
その点、私のアンティークスクエアバックパックをご覧ください! すでに4年ほどヘビーユースしているにもかかわらず、まったくといっていいほど型崩れしていないのがおわかりいただけるのではないでしょうか。

マザーハウスの製品は、一度購入すればテンポに持ち込むことでメンテナンスサービスを受けることが可能です(有料)。
私も以前メンテナンスを依頼したことがあるのですが、その際に店員さんに驚かれるくらいにはキレイな形状を維持したまま使用することができています。

カラーボードをいれよう!
では、どうやって形状を維持しつづけたのでしょうか?
実はこれ、少しパワープレイになるのですが、型崩れが懸念される箇所に、内側から簡単なカラーボードを両面テープで貼り付けているんです。

こちらのカラーパネルは決し「頑丈」とはいえない柔らかい素材でできていますが、それがあるだけでも全然違います。
たとえば、取っ手部分をつかって製品をぶら下げたときでも、この板があるだけで安定感が全く違います。

こちらのカラーボードは300円程度で購入できるため、少しでも型崩れを懸念されている方は、なるべく早い段階で購入することをオススメします。
そのほかの手入れグッズ
そのほかにも、キレイに使用しつづけるために僕が使用しているグッズをいくつか紹介します。
ミスターミニットの補色クリーム

一つ目は、ミスターミニットの補色クリームです。
使っているうちに、どうしても底面や角面などの色が落ちてきてしまうことがあります。そうした色落ちが気になったきた時にササっと拭くだけで、新品のような真っ黒さを取り戻すことが出来ます。
蓋に専用のスポンジが付いているので、本製品だけでお手入れが可能。手が汚れづらい上、量もタップリで長持ち。また、他のレザー製品にも利用可能なので一つ持っておくことをオススメします。
コロンブスの靴磨きスポンジ

二つ目は、コロンブスの靴磨きスポンジです。
本来は革靴の艶を取り戻すためのアイテムですが、靴以外のレザー製品にも使用が可能な商品です。スポンジの中に艶出しクリームが染み込んでいるため、ケースから取り出してササっと拭くだけで、レザーが一瞬でツヤツヤになります。
これも補色クリームと同じで、この製品以外に布などが必要になることがありませんし、あらゆるレザー製品に流用が可能。持っておくと何かと便利です。
僕は補色クリームを塗った後に、こちらのスポンジでクリームを馴染ませつつツヤ出しをしていますが、スポンジだけでもキレイにすることは十分に可能。オススメです。
穴開けパンチ

最後は、お手入れとは少し違いますが、穴開けパンチです。
アンティークスクエアバックパックは、肩ひもの長さを調整する穴の数がそこまで多くありません。
僕の場合は標準の穴を使用すると、どうしてもリュックの位置が下の方になってしまい、背負った際の安定感が少し不足していました。
そのため、こちらの製品を使用して、自分にマッチする位置に追加で穴を空けて使用しています。

簡単に、かなりキレイに穴開けが可能です。
こちらの商品もほかと同様に、ベルトなど、ほかの製品にも流用することが可能なので、一台持っておいても損はないのではないかと思います。
まとめ
みんな大好きなアンティークスクエアバックパック。メンテナンスをしながら使い続けると、レザーらしい独特の風合いが加速し、どんどん愛着が湧いてきます。
とはいえ、型崩れだけはその雰囲気を台無しにしてしまうため、本記事で紹介したアイテムをぜひ検討してもらえるとよいのではないでしょうか。
せっかくの良い製品です。みんなで長く大切に使っていきましょう!
